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ブコウスキー『勝手に生きろ ! 』 2005.3.10

ココココにブコウスキーネタ書いているうちに、なんだかまたブコウスキーが読みたいぜ ! という気になりまして、図書館で数冊借りてきました。
んで、『勝手に生きろ ! 』(原題 Fuctotum) をまず読みました。
内容はと言えば、酒にオンナに競馬と、いつものブクだな、っつー感じで、特に感想文書く程の事もないのですが、この話は第二次大戦前後のアメリカが舞台になってると言うのは、注目に値するかも。・・・って <訳者あとがき> 読んで思ったんですけどね。
以下、あとがきより引用。

面白いのは、戦時中にもかかわらず、それはどこか遠い出来事でしかないという点である。女の子や親に、あんた軍隊にも入ってないのと軽蔑される時以外、チナスキーは戦時であることすら忘れている。気づいたら終わっていた、そんな感じなのだ。その当時の日本とアメリカの差がよく分かる。日本人は戦争のことばかり考えていたが、アメリカ人の大半は、婦人服なんかを買って、いたって呑気に暮らしていたようだ。

おおまかには、次々と職についてはクビになり、或は自分から辞め、また職を探して就き、とゆー話です。
このエネルギーが凄い。最近の日本人は1つうまくいかないと、引きこもったりニートになったりしちゃうよなー、とか思ってしまったですよ。とにかくチナスキーはへこたれずにやる。

1つの仕事を長く続けられない事を、訳者は父親との関係において分析し解説してますが、そんな事はまあどーでもイイとして(笑)、職に就く時はこんな感じなのであります。

(求人広告) 未来を見つめる、熱意あふれる若者求む。経験不問。配送係からの昇進もあり。

「チナスキーさん、なぜ鉄道貨物の操車場を辞めたんですか?」
「ええっと、鉄道には何の未来も感じられなかったからです」
-----中略-----

「すぐに辞めたりしないで、ある程度続ける気はありますか?」
「分かりません」
「どうして?」
「この職場には熱意のある若者の未来がある、と求人広告に書いてありましたよね。だったら、もし未来がないと分かれば辞めなくちゃならないでしょう」
「君、なんで髭を剃ってないのかね? 博打でスッたの?」
「いや、まだ」
「まだって?」
「あご髭を生やしたまま、今日中に職にありついてやるって大家さんと賭けをしたんです」


そして採用されます。(笑) 万事がこんな感じです。

それからアッとゆー間に辞めたりクビになったりするんですが、普通は、向こうが間違っていても、このくらいの事なら逆らわないでおこう、と思う所を、彼は逆らってしまうのです。ささいな事でもそれが間違っていたら我慢しないんですね。
そして、ブコウスキーの何がいいかって、彼は実にストレートだと思うんです。ねじくった皮肉とかは出てこないっすよね。皮肉は皮肉で私好きなんだけど、ブクのストレートさは最高に気持ちイイ。そして勇気とやさしさに惚れます。

学研のハードカバー、都甲幸治・訳で読みました。



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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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