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『失われた時を求めて3 第二篇 花咲く乙女たちのかげに I 』その2 2008.9.7

こちらから続いてます。
って訳で、予告した愛の話を引用です。

そして私たちはそれをほかの楽節よりも長いこと愛するようになるだろう。なぜならそれは長い時間をかけてようやく愛するようになったものだからだ。

にゃるほど。時間をかけてだんだん愛するようになったものほど、長く愛するようになるのでしょうか。
次は、最初に読んだ時にも、強く印象に残った箇所です。

天才的な作品がただちに人びとに賞讃されることがむつかしい原因は、それを書いた者が非凡であって、彼に似た人はほとんどいないからだ。むしろ彼の作品自体が、天才を理解することのできる数少ない精神の芽を作り、それを伸ばし、また増やしていくことになるだろう。五十年の歳月をかけてベートーヴェンの四重奏曲の聴衆を生み出し、それを増やしてきたのは、ベートーヴェンの四重奏曲自体 (十二番、十三番、十四番、十五番の四重奏曲) であり、それらはこんなふうにしてすべての傑作と同様に、たとえ芸術家の価値の進歩とは言わないまでも、精神の社会の進歩を実現したのであって、その社会は今日では、傑作出現当時には見出しようもなかったもの、すなわちそれを愛することのできる広汎な人びとによって構成されている。

へ~~ベートーヴェンかあ、と、そこは、ちと意外な気もしたのですが、訳注も引用しておきます。

プルーストは一九一三年二月二十六日にプレイエル・ホールで行なわれたカペー四重奏団によるベートーヴェンの四重奏曲 (十五番、十六番) を聴いて以来、晩年のベートーヴェンに熱中した。プーレ四重奏団を自宅に呼んで、一人で演奏を聴いたこともよく知られている。

その3に続きます。



失われた時を求めて

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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