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『失われた時を求めて4 第二篇 花咲く乙女たちのかげに?』その3 2008.9.23

スワンが好きだとは以前書きましたが、画家エルスチールも良いですね!
セリフのひとつひとつに重みがあります。
過去に通っていたサロンについて語り手から言われた時に、何も恥ずかしがることもなく、こう答えたのは実に良かったです。

「どんなに聡明な人であっても」と彼は言う、「その若いころのある時期に、思い出しても不愉快になる消してしまいたいような言葉を口にしたり、あるいはそういう生活を送ったりしたことのない者はいやしません。でも、これを頭から否定して後悔するには及びません。その人がなんとか聡明な人間になり得たというのも、最終的にそうなりきる前に、滑稽な人間だったり厭うべき人間だったりしたというさまざまな段階を経てきたからこそなのです。

そして、こうも言っています。

聡明さは人から教わることのできないものです。これは、誰にも代わってもらえない道程、誰もわれわれから免除してくれるわけにはいかない道程をたどった後に、自分の力で見つけださなければなりません。

さらに・・・

私には、駆け出しのころの自分たちの姿が今では見分けのつかないものであり、いずれにしても不快なものであることが、よく分かる。でも、これを否定してはならないんです。だってそれは、本当に生きてきたという証拠だし、私たちが人生と精神とを支配している諸法則にしたがって、生活のつまらない要素から―もし画家だったら、アトリエだの芸術上の党派だのといった生活から―それを越えるものを引き出したという証拠なのですから」。

ブラボー!!そうなんですっっ!過去があるから今の自分があるんですから。
愚かだった若い頃の自分だって、とっっても大切なんです。
まだつづきます。



失われた時を求めて

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テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

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