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『失われた時を求めて7 第四篇 ソドムとゴモラI』その2 2008.10.22

「ロミオとジュリエット」に例えての愛の話はおもしろかったです。以下引用です。

このロミオとジュリエットは当然にも、自分たちの愛が一時の気紛れではなくて、互いの気質の調和が準備した文字通り予定された宿命であると考えることができようし、それも単に彼ら自身の気質だけでなく、二人の祖先たちの気質や、はるかに遠い遺伝によっても準備されてきたと考えることができよう。だからこそ、彼らに結びつく人間は、誕生以前から彼らのものになっているのであり、私たちの過ごした前世の世界を動かしている力にも匹敵するような力によって、彼らを惹きつけたのだ。

次の文も、不思議だけどある気がしゅる~~

ときとして未来は自分でも気がつかないうちに私たちの心に住んでいて、嘘をついているつもりの言葉が、来たるべき現実を描いていることもあるものだ。

次のも真理だ。

もっとも、伯父の方はいささかも猫をかぶっているわけではなく、新たな状況があらわれるたびに「べつな問題」だと思いこむ人間の能力によって、だまされているにすぎない。その能力のおかげで、人は芸術や、政治や、そのほかのことについて、さまざまな誤謬を採用してしまうのだが、しかし十年前にも同じものを真理と見なしていたことには気づきもしない。そのころは、別な絵画の流派をこきおろしたり、別な政治的事件を憎むに価すると考えたりしていたのだが、人はそこから脱け出して、同じものが装いを新たにしているとはつゆ知らずに、今ではこれを取り入れてしまう。

次回へつづきます。
『失われた時を求めて』今までの感想はこちらから。



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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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