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『失われた時を求めて8 第四篇 ソドムとゴモラ?』その5 2008.11.13

次に引用する文は、映画『ベニスに死す』を連想しました。(感想こちら) 『ベニスに死す』はトーマス・マン原作なのですが。

ドンシエール=ウェスト駅の待合室やプラットフォームにいる乗客たちが判で押したように週に三回見かけるのは、このふとった、半白の髪の、黒い口ひげをたくわえた男の通る姿で、口紅を赤くぬったその唇は、シーズンの終わるころより夏の方がいっそう目立ったが、それは強い日ざしでどぎつくなった口紅が、暑さのために半ばとけかかっていたからだ。

シャルリュス男爵は好きなキャラです。
この人もモノホンの良さがちゃんと解る人で、と言うか、この人ほどわかる人はいないんじゃないかってくらい。
それでいながら、人間の滑稽さや悲しさがよく表現された登場人物です。
次は、真理だ!と思った文です。

人類の法則によると――むろんそこに例外があるのは当然だが――意固地な者とは他人に受け入れられなかった弱者であり、また他人の評判などを気にしない強者のみが、凡人には弱さと見られるようなあの優しさを持つことができるということを。

最後に豆知識を。
「四百発やる」の意味を、訳注より引用です。

子供などが無分別なことをする、放埒な生活をする、の意。トリュフォー監督の映画『大人は判ってくれない』の原題は、Les quatre cents coups (四百発) である。



失われた時を求めて

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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