スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』その2 2008.11.17

現在読書中の『失われた時を求めて』の語り手の恋愛には、とっっても不満というか理解不能というか、なことを度々書いてきましたが、〈愛〉に関しては、この『オペラ座の怪人』は実に良いですね。
悲しく美しく。
恋愛感覚?みたいなのが、良く表現されていると思った一文を引用です。
これは怪人ではなく、ラウルですが。

そして当然のことながら、一瞬たりといえども、歌姫と結婚するなどと考えることは彼にはできなかった。ところがいまでは、とても甘い感動につづいて、ある耐えがたい感覚に襲われたのである。感覚? 感情だろうか? そのなかには生理的なものと精神的なものとが含まれていた。胸が痛かった。まるで切り開かれて心臓を奪われたかのように。彼はその部分に恐ろしい空虚を感じた。それは本物の空白であって、もはや他人の心でしか満たされないであろう! こうしたことはある特殊な心理がもたらす出来事であって、どうやら恋愛によって、あのふつう一目惚れと呼ばれる不思議な打撃によって心を打たれたことのある人たちでなければ、理解されえないものらしいのだ。

その3 (多分3回で終了です) に続きます。

   

クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。