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『失われた時を求めて11 第六篇 逃げ去る女 』その1 2009.1.17

 

*ネタバレあり

ネタバレありと言っても、どーせ、間違いなく、前書きやら表紙裏やら訳注やら、あらゆる所でネタバレされてしまうので、ココで書いても同じ事だと思うのですが。(^^;)
この巻は実に重要な、アルベルチーヌの死などが出てきます。
その前に、語り手にほぼ監禁状態にされていたアルベルチーヌが去って行く訳でして、彼女の死に関しては、プルーストの恋人 (男性) の死の体験が元になってるという話です。
やはり私は、同性愛を男女の愛に無理矢理置き換えている所に無理が生じていると思うんですけどね。語り手の恋愛は自分には絶対理解出来ないとしか思えないし・・・。
それと、ここまで読んできて思うのは、訳注の多さに辟易してしまうのですが、これ、翻訳者はとんでもない苦労してますよね。
この訳注の多くは、プルーストのいいかげんな性格から来ているとも言えるのではないかと…。
とにかく矛盾、勘違い、思い違い、不正確な引用の多いこと多いこと。
姪なのか娘なのか? とか、名前が途中で変っていたり、とか。
死んだはずの人間が、その後サロンにいたりするなんてしょっちゅうですから!
書き直している途中で作者が亡くなってしまったという事情もありますが、それにしても、っつー感じです。
そして、これ1作を残して亡くなった訳ですが、なので非常に判断がしにくいのですが、果たして作家としてはどうなんだろうか? と誰も決して書かない事を勇気出して書いちゃいましたよ。
なにしろ世界の名作ですからね。
超大作だから大目に見るのか? 果たして短篇、中篇などを書けば、こういう矛盾は起こらないのか? と考えてみるのですが、引用の不正確さなど、明らかに慎重さに欠けるし、下調べは作家の義務ではないの? と思ったりしてしまいました。

だからと言って、それを補って余ある価値は、やはりあるんではないか、とも思うわけです。
確かな眼を持った貴重な作家ではあったんです。
って訳で、また次回から引用しながら、感想を書いて行きます。



失われた時を求めて

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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