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『失われた時を求めて12 第七篇 見出された時I 』その3 2009.2.4

図書室でジョルジュ・サンドの『フランソワ・ル・シャンピ』と再会するシーンは、おおっ!と思いました。なかなか感動的なシーンかも。
ちなみにこの本、以前読んで感想UPしています。
ジョルジュ・サンド『棄子のフランソワ』
以下、引用です。

 その上、私たちがある時期に目にした物、読んだ本は、そのとき周囲にあったものにのみ永久に結びついているわけではない。それはまた、当時の私たち自身にも忠実に結びついている。それをふたたび感じたり考えたりできるのは、当時の私たちの感受性、思考、人格のみだ。私が図書室で『フランソワ・ル・シャンピ』を手にとると、ただちに私のなかには一人の少年が立ち上がって、私にとってかわる。この少年のみが、『フランソワ・ル・シャンピ』というタイトルを読む資格を持っている。彼は当時これを読んだように、そのときの庭の天気にかんするそっくり同じ印象、さまざまな地方や人生について作りあげた同じ夢、翌日についての同じ不安を抱きながら、この本を読む。私が別な時期に属する何かをふたたび目に浮かべると、今度は一人の青年が立ち上がるだろう。そして今日の私という人間は、打ち捨てられた石切場にすぎず、自分のなかにあるいっさいが似通った単調なものばかりだと思いこんでいるのだが、しかし一つひとつの思い出は天才的な彫刻家のように、そこから無数の彫像を引き出してくる。

それにしても、隠されたテーマ (近親相●) はこんなにも大きなものだったのか!と思いました。
ちと長くなりました。次回も「本」についての引用です。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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