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バルベー・ドールヴィイ『悪魔のような女たち』その2 2009.3.3

◆ホイスト勝負の札の裏側◆

『ホイスト勝負の札の裏側』は、出だしの「去年の夏の夜、私はマスクラニー男爵夫人の邸にいた。夫人は、むかしながらの才気を愛するパリの女性のひとりで、から、もううんざりで読み進まなかったのですが、(まさに『失われた時を求めて』でうんざりした社交界話なんで。即思い浮かんだのがゲルマント公爵夫人。) よくわからんまま頭に入らんままに読み進んだら、後半なにげにおもしろいが、なんだかわかんなくて、再度読み返したけど、やっぱり進みが遅く辛かった・・・ってな小説でした。
そんな中、とても洒落た表現も出てきたりしまして、いくつか引用します。

「小説を語る」とは、会話者それぞれが自分の人生について語るようなものである。

プルーストの「自分自身を読む」にも、ちょっと通じるかも。
お次です。

『カラスの足跡』(『時』が私たちの思いあがりを罰するために顔に刻みこむ爪跡です)

なにげに洒落てますでしょ。
次のスタスヴィル夫人については、これゲルマント公爵夫人のモデルじゃないか? と思いました。

伯爵夫人のほうは、非常に外交的で、辛辣な才気の持ち主でした。こうしたつねに外向きの、輝かしく、攻撃的な種類の才気にとって、自分を抑え、隠しとおすことは至難のわざです。自分を隠すことは、自分を裏切ることでさえあるでしょう。ただし、彼女は、蛇のみごとな鱗と三叉に裂けた舌をもつと同時に、蛇のように慎重でもありました。したがって、彼女のいつもながらの冗談の残酷なひらめきと効果はなにも変わることがなかったのです。

つづきます。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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