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バルベー・ドールヴィイ『悪魔のような女たち』その4 2009.3.11

なんどか、死体から心臓を取り出すシーンが出てきた時には、即思い浮かんだのはサドでした。
と思っていたら「訳者解説」で、やはり影響されてると書かれていました。
バルベー・ドールヴィイがどんな人だったのか、大変おもしろい文だったので、ちと長めに引用します。

 青年期のバルベーは、サドの影響などもあって無神論に傾きながら、パリのきわめて閉鎖的な貴族の社交界に出入りし、派手な衣裳で周囲を仰天させ、「ダンディ」として名を馳せます。バルベーの奇妙奇天烈ないでたちは、彼の老年にいたるまで、十九世紀フランス文壇の名物でした。たとえば、エドモント・ド・ゴングールは、この「現実の感覚が絶対的に欠如していた小説家」について、バルベーの死の翌日には、こんな言葉を有名な『日記』に記しています。


 その名声は、わけても愚かしい空威張りの衣裳、金糸で縁飾りをしたネクタイの悪趣味、黒縞入りの灰色がかっ真珠色のズボン、袖の上部をふくらませたフロックコート、剣術用の手袋など、要するに、一年中街なかを練り歩く身体の上のカーニヴァルのおかげなのであった。


ちなみにバルベー、ボードレールに大きな影響をあたえたそうです。その辺も少し引用です。

ちなみに、スキャンダルを起こした『悪の華』を最初に文学的に正しく評価・援護した批評家がバルベー・ドールヴィイであり、ボードレールのほうも、バルベーのゴシック小説『老いたる情婦』を絶讃しています。

サドで無神論に傾きましたが、その後、メトスル男爵夫人のサロンに出入りするうちに、カトリック信仰に回帰したとか。
最後に、こらちでもふれている『深紅のカーテン』の映画化について、同じく「訳者解説」より引用して終わりにします。

この作品の映画化はのちにアレクサンドル・アストリュック監督によって実現され、アルベルトを演じた芳紀十九歳のアヌーク・エーメに大女優の仲間入りをさせます。

アヌーク・エーメの出世作なんですね。見たいですっっ!



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60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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