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谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のをんな』その3 2009.3.17

私がいつも猫たちに感心させられるのは、必ずいちばん良い空間を見つけて、めちゃ気持ち良さそうにたたずんでいることです。
その才能たるや、見事だと思います。
だから、自分の快適さを人間に侵されると激しく抵抗しますよね。
常に快適さを自分で見つける才能が、彼らにはもれなく備わっていると思います。
以下の文には、共感しつつひじょーにおもしろく読めました。

寒い時分には、掛け布団の襟をくぐって、枕の方からもぐり込んで来るのであつたが、寝勝手のよい隙間を見付け出す迄は、懐の中へ這入ってみたり、股ぐらの方へ行つてみたり、背中の方へ廻つてみたりして、やうやう或る場所に落ち着いても、工合が悪いと又直ぐ姿勢や位置を變へた。結局彼女は、庄造の腕へ頭を乗せ、胸のあたりへ顔を着けて、向ひ合って寝るのが一番都合がよいらしかつたが、もし庄造が少しでも身動きをすると、勝手が違つて来ると見えて、そのつど體をもぐもぐさせたり、又別の隙間を捜したりした。だから庄造は、彼女に這入つて来られると、一方の腕を枕に貸してやつたまま、なるべく體を動かさないやうに行儀よく寝てゐなければならなかつた。

次回も似たような文の引用です~



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テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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