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ドストエフスキー『未成年』その2 2009.3.26

前回「少し地下室人的である主人公アルカージイ」と書いたのですが、女の悪口を言う以下の箇所なんて、もろ地下室人思い出しました。

ところが女ときたら、つまり貴婦人ですが――ぼくは貴婦人のことを言っているのです――いきなりまともにこちらへ突っかかってきます、こっちの姿など眼中にないのです、こっちが必ずよけて、道をゆずらなければならぬものと、頭から決めてかかっているのです。

◆ヴェルシーロフ◆
主役アルカージイの実の父親ってのが、このヴェルシーロフだそうで、戸籍上の父親とは別の人なんです。
このへんが実に実にややこしいのですが…この関係、なにげに思い浮かぶのが、フョードル・カラマーゾフとスメルジャコフじゃありませんか?
ヴェルシーロフって人が実に鋭い人でして、このキャラを基に道化の要素を加えて見事なキャラ誕生!って感じじゃないでしょうか。
全体的に薄いキャラな『未成年』から、いろいろ味つけされ、『カラマーゾフの兄弟』の見事なキャラ達が誕生したのではないか、と読んでいて思いました。
そのヴェルシーロフの次のセリフなんぞ、なかなかではありませんか。

あなた方の考えというものは、たといそれがつまらないものでも、あなた方の内部にあるあいだは――常に深いが、言葉に出ると――いくぶん滑稽な、真味のうすいものとなる。

次回へつづきます。

 

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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