スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

竹内久美子/日高敏隆『ワニはいかにして愛を語り合うか』その2 2005.4.6

コレのつづきです。2001年9月15日に投稿したものです。下手な文章じゃ。(引用部分でなく、その前の自分の…) 寝る前に書いたぽい。

つづきです。
ちょっと長い引用になるので、読むの大変だったら申し訳ないっす。
下の引用部分、好き嫌いの問題はどうかな? と思うんだけど、実際好意を持っている人に言ってる事が伝わらなかったり、逆に自分が理解できなかったりする事もあるわけで、(この場合、好き嫌いも意識上の事なので、無意識に『嫌い』という感情もあるかもしれないとは思うものの) 新皮質と旧皮質の事は、なるほど ! とも思うのであります。

引用
 私たち人間は、自分たちは脳がものすごく発達していて、ずばぬけて頭のよい動物だと思っている。それはたしかにその通りであるが、よく考えてみると、実はその発達しているのは大脳の中の新皮質とよばれる進化的にはごく新しい部分だけであるということがわかる。人間の言語とか文化とかいうものは、この部分が急速に発達したおかげでできあがってきたものだ。だが、個々の感情や行動は、大脳の中のもっとも古い部分、旧皮質によって左右されている。この部分が「古い」というのは、それが古く爬虫類の時代から存在し、今と同じように感情や行動を司っていたからである。つまり、脳のこの部分は爬虫類の中でもっとも古くからいるといわれるワニの時代から存在したもので、いわばワニの脳とあまり変わりはないのである。好き嫌いとか、怒りとか、愛着とか、喜びとか、悲しみとかいう、動物(そして人間)の日常生活に最も基本的で、もっとも重要な情緒は、脳のこの部分でうまれる。性的な感情もまたしかりである。
 よく考えてみれば、私達人間は、みなこれらの感情にもとづいて動いている。脳の新皮質がどのように理路整然とした言語で説明しようとしても、ワニの脳が嫌いといえば、どうしようもないのだ。それをことばで説明することはできない。
 一生けんめい説得されても、言っていることはわかるがどうも納得がいかない、何かがちがう、ということがしばしばある。それは、自分の中にいるワニが相手を嫌っているのだが、私たちはそれに気がつかずに、その嫌いな理由を「人間の脳」である新皮質を通したことばを使って相手に伝えようとする。けれど相手の方のワニもこちらをいいと思っていないから、ことばはそこまで伝わらない。こうしてディスコミュニケーションがおこる。
 理屈で話し合えばわかる、というのは幻想に近い。人間は要するにワニなのである。コミュニケーションが重要になってくればくるほど、私たちはそのことをしっかりと意識しておくことが大切である。


竹内久美子については、ココココにも書いてます。



クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。