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ドストエフスキー『プロハルチン氏』 2005.4.11

今日はやはり手抜き投稿で行こう。(^^;)
過去の投稿そのままUP。
今『白痴』を再読しているので、ドストエフスキーを。それもめちゃめちゃマイナーで、よほどのドストエフスキーファンじゃないと絶対読んでいないであろう小説です。全集にしか入ってないかも・・・

ちなみに『白痴』再読のきっかけは、黒澤映画を観る準備の為でした。こちらも見てみてくださいね~。

 

以下は2001年6月12日、別所に投稿したものです。

私が読んだのは、新潮社のドストエフスキー全集、小泉猛訳です。
謎な小説で、良くわからない所も正直ありますが、(最後のセリフなんか) ドスト作品の主人公らしく、このプロハルチン氏ってのは、極端で正直なやつです。
かなり『分身』と似てると思います。
この主人公は、いつもぼろぼろの服を着て、食事も家主の出す食事を全部とらずに半額に節約したりと、もうとにかく貧乏でケチな人なんですが、死んだ後に敷き布団の中からお金がざくざく出てくるという不思議な話です。
これは、普通は「不安から」お金を使えないでいると解釈されるようなんだけど、私が1回読んで直感的に思ったのは、この人は、コレクターではないかという事でした。
つまり、この人にとってのコレクションが「お金」だったのではないかと言う訳です。
お金が種類別にきちんと分けられていたというのと、かなりめずらしい物もあったという事。また、コレクター的な執着的変質的な性質から(悪口ではない)、そう思ったわけなんですが。私独自の感想です。

そして、これも意見が分かれる所なんですが、私はプロハルチン氏は強者だと思います。
プロハルチン氏と同じアパートに住む他の住人との対比は現代に十分通じる大変興味深い所です。
弱い人というのは、無意識に人とくっつき群れるものだと思います。
最近気付いたのですが、1人で生きている孤高の人 (つまりプロハルチン氏はそういう人で、他の住民は群れる) は強いのだと思います。
(人は1人では生きていけないというのは十分承知してますよ。これは群れるか群れないかという意味です。)
そして強者は弱者からよってたかってたたかれます。それで傷つき、ベコベコに凹むから、一見弱そうなんだけど、実は (もともと) 強いからではないかと思っています。

あと、セリフのおもしろさ。
「おまえなんか靴のかかとみたいなやつだよ」「いんちきな本だよ」等。
そのセリフの1つ1つが的外れではなく、かなり核心のついたものなので笑えるのですね。


『白痴』は上巻400ページあたりまでは、大変おもしろく読んでたんですが、その後かなーり辛くなってきてます。早くロゴージンのあの場面に来ないかなー。ナスターシャの。(ネタバレをさけてるつもりなのだが。)
しかし、来月海外旅行に行く事になり、ちとガイドブックを読みたいので、一旦中断します。ちょっとだけど。
んで、『白痴』再読の為に中断していたヘンリー・ミラー『北回帰線』を、『白痴』を中断して読了しました。(ややこし) 近々UPする予定です~





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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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