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清水正『手塚治虫版『罪と罰』を読む』その2 2009.7.8

この本でもルージンについて多く言及されています。以下引用です。

 おまえの前にラスコーリニコフとルージンが現れ、そのうちの一人を友人として選べと言われたとき、おまえはいったい誰を選ぶか、こんな問いを自らに発してしばし沈黙する。ルージンも嫌だがラスコーリニコフはもっと嫌だという感じがする。

いやはや、全く同感です。
ラスコーリニコフと友達になりたいか、他の読者に聞いてみたいです。
それにしても、ルージンを腹の出たオッサンに描いている手塚治虫、よくわからんです。ポルフィーリイに関しては、その気持ちはわかる、と思うんですけど。
以下の文も全く同感。

ラスコーリニコフは経済的に自立できていない子どもであり、年金生活者の母親から仕送ってもらわなければ屋根裏部屋の生活さえおぼつかない状況に置かれている。彼は屈辱恥辱を生きてマルメラードフのような道化になることはできない。家庭教師や翻訳のアルバイトで学費を稼ぎ学生生活を続けることもできない。ナポレオンのような青銅でできた英雄になることもできない。母と妹の打算に乗ってルージンをたてることもできない。要するに彼は生活者としては徹底的な落伍者である。よくもこういった男にラズミーヒンのような友達ができたものだと思う。

もう、ほんと、タダのだめ男なんすよね、ラスコーリニコフって。
仕事して稼ぐことも出来ないくせして、何人を見下してんの?カッコつけてんじゃねーよっつー感じ。
こんな男にラズミーヒンのような友達は勿体ないです。しかも感じ悪いですからね。何故ラズミーヒンが、こうまで世話を焼き親切にするのか謎です。

つづきます。

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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