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清水正『手塚治虫版『罪と罰』を読む』その5 2009.7.14

まずは引用から。

 106[113]、107[114]、108頁[115]の三頁にわたってランプの火に飛び込んでいくガの映像化は、漫画ならではの効果を発揮している。ガを擬人化し、〈艶めかしい女性〉(踊り子) として表現したことと、ランプの炎を〈誘惑する男〉(ポルフィーリイ判事) として描いたことは、ラスコルニコフと判事の〈戦い〉を実に象徴的に描いていて効果的である。

と評されているのですが、私には実に不可解なシーンでした。
犯人が犯行現場に吸い寄せられていくのとは、意味あいが違ってしまうのではないか、と。
これは悪者につかまるヒロインってな感じに描かれていて、女性に擬人化された蝶は、とても犯罪者には思えず、これでいくと、ラスコーリニコフはヒーロー (善人) で、ポルフィーリイが悪者のようです。
それからこの、スビドリガイロフとの出会いのシーン。以下引用です。

この下水の地下道で彼ら二人は初めて言葉を交わすことになった。この出会いの場所は極めて暗示的だ。つまり〈地下道〉はラスコルニコフの無意識層を意味しており、彼自身が未だ明晰に認識できない闇の心理領域を示している。

この地下道のシーンはもしかしたら、単に『第三の男』を見て影響され、カッコイイと思って入れたかったのかも、なんて事を思いました。(『第三の男』の感想書いてます。)



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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