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辰濃和男『文章の書き方』その5 2009.8.21

ジャーナリストの長谷川如是閑の、雑誌『我等』に書かれた「上から下へ」という短文が紹介されていまして、これが実におもしろかったです。以下引用です。

 「日本人は上から下へ抑へつける。西洋人は下から上へ刎ねあげる。
 日本人の殴り合ひは、拳を上から下に打ち下す運動であり、西洋人のは、拳を下から上へ突き上げる運動である。日本人は人を呼ぶのに、拳を下に向けて、指先を下げる運動を繰返へし、西洋人は、同じ場合に、拳を上に向けて、指先を刎ね上げる運動を繰り返へす。
 日本の相撲は、圧力で上から潰ぶすことを興味の中心とし、西洋のレツスリングは、抑へつけやうとするを下から押上るのを興味の中心とする。日本の柔道は、上から下へ投げつけることを主とし、西洋の拳闘は、下から上に刎ね飛ばすことを主とする。
 人に会つた時に、日本人は頭を下げる。西洋人は顔を上げる。拒絶する時に、日本人は両手をつぼめて、首を下げる。西洋人は両手を開けて顎をしやくり上げる。
 悲しい時に、日本人は俯向く。西洋人は仰ほ向く。絶望した時に、日本人は、後頭部を両手で下へ押しつける。西洋人は、顎を両の拳で突き上げる」


この比較はさらに続くそうで、最後はこう締めくくられているそうです。

日本の文明は上から下への賜物であり、西洋の文明は、下から上への反抗である。『上から下へ』それが日本人の宿命なのか」

これは1920年に書かれた文だそうなので、今では微妙に変わってきた所もあるのかもしれませんが、ひとつひとつににゃるほど!でした。
多分次回で最終回です。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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