スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドストエフスキー『死の家の記録』その3 2005.6.9

コレコレのつづきです。

次のを読んだ時は驚きました。これは今現代、凄く増加している問題で、まさに「今」の問題だと思ってたのです。

たとえば、こんな殺人者のタイプがある。しかもそれがひどく多いのだ。この男はしずかに、おとなしく暮している。生活は苦しいが----がまんしている。この男は百姓でも、家僕でも、町人でも、兵隊でもかまわない。彼は不意に身体の中の何かがぷつりと切れたようになり、がまんできなくなって、自分を迫害していた敵をナイフで突き刺す。ここで奇妙なことが起こるのである。しばらくのあいだ、その男は不意にはめがはずれたようになってしまう。最初に彼が殺したのは迫害者だし、敵だ。これは犯罪ではあるが、わかる。そこには動機があった。ところがそれから殺すのはもう敵ではない、行きあたりばったりに殺す、言い草が気に入らんとか、目つきが気にくわんとか、数がちょうどにならんとか、あるいはただ、「道をあけろ、じゃまだ、おれの歩いてるのが見えんのか ! 」とただそれだけで、おもしろ半分に殺すのだ。

今と少し違うのは、今は、2度目とかではなく、最初からこのような殺人事件を犯す事が多いですよね。殺人事件まで行かなくても、いわゆる「キレる」とゆーやつ。現代の話だと思ってましたが…

世界の名作には、監獄から生み出されたものが多くあります。また、獄中体験をされた作家で、偉大な人がほんっっっとに多いんです。
世界文学100選の1位に輝いたセルバンテスだってそうですよね。
( 100選はココから見てくださいね。)
これは無視出来ない事実だと思うんですよ。ほんと、何故なんでしょう。この辺の研究をした人っているんでしょうか。

新潮文庫、工藤精一郎・訳で読みました。


死の家の記録 (新潮文庫)死の家の記録 (新潮文庫)
(1973/07)
ドストエフスキー

商品詳細を見る


クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。